1949-04-23 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号
すなわち本件は、去る三月二十七日及び四月二日に、大阪市において発生したデモ取締りについての事件を、本委員会としてきわめて重視いたしまして、四月十三日より四日間、河原伊三郎君、菅家喜六君、久保田鶴松君、立花敏男君を派遣いたしまして、その眞相糾明にあたつていただいたのであります。派遣委員より報告が委員長の手元に提出されております。
すなわち本件は、去る三月二十七日及び四月二日に、大阪市において発生したデモ取締りについての事件を、本委員会としてきわめて重視いたしまして、四月十三日より四日間、河原伊三郎君、菅家喜六君、久保田鶴松君、立花敏男君を派遣いたしまして、その眞相糾明にあたつていただいたのであります。派遣委員より報告が委員長の手元に提出されております。
五月十六日小委員会を開き、爾後の活動方針について協議の結果、警視廳に対し、あらためて両者の調査方針及び今後の連絡等につき協定することになり五月十七日徳田、田中健吉両委員が小委員会を代表して、警視廳において、警視総監不在のため、藤田刑事部長と右の件につき協議の結果、委員会においては大所高所から本問題の眞相糾明に当り、警視廳は速やかに問題の確証をつかむべく努力すること、委員会において入手せる資料及び情報
この眞相糾明の目的で、さきに建設院から取寄せました都道府縣別の兵器引渡リスト及び兵器処理委員会の拂下数量を調査いたしました。しかるに、各資料間に計算の單位、品目を異にするだけではなく、所在箇所も異動錯綜しておりまして、これらを比較檢討して結果を得ることは早急には困難であり、未だ眞相を把握し得ない実情にあるのであります。
こういうような経過でありまして、この際私は森戸先生は何らかそこに誤解しておるか、さもなければ、この委員会の眞相糾明に対して眞実を述べないような、眞実を述べることを拒否しておるのではないか、これは金を出すことに努力する藤田君などの精神にも合わない点であつて、これらの点について森戸先生はどういうふうにお考えになつておられるか。金の出る性質はそういうものだと思う。大体その線に沿うて使われておる。
檢察廳当局においてはすでに該事件の重大性に鑑み、眞相糾明に乗りだしていられることと信じますが、正義と人道の二大基盤の上に立つ新憲法の精神に基いて峻嚴且公正なる調査と裁判が行われまするように切に御懇願申上げます次第であります。」 ということが書いてあります。